田中宏治 <授業提案>

<小学校 低学年>「たらしこみで描こう」

●用意するもの
画用紙、新聞紙、水彩絵具一式、鉛筆、消しゴム、スポンジ、ドライヤー、霧吹きスプレー

 

●授業内容
①2色の絵具をそれぞれパレットに出し、多めの水で溶いておく。
②画用紙にスポンジで水を多めに塗る。
③塗った水が乾かない内に①で用意した2色の色を順ににじませる。
 その時に画用紙の白い部分はある程度残すこと。(図A)
④画面の絵具が乾いたら鉛筆で描きたい形の下描きをする。
 形は自由だが、たらしこみの効果を生かしたものが好ましい。
 (例えば、くらげ、ステンドグラス、シャボン玉など)
⑤下描きした形を残すように背景を描く。(図B、完成、低学年参考作品)
 背景は形に合わせて色を選択する。

 ①②③で1時間(乾かす時間と片付け時間も含む)
 ④⑤で2時間

 

●目的
たらしこみはルネサンス以前から使用されている伝統的な技法である。(大理石の模様など)
水と絵具の自然現象を利用するので予定調和的にはいかず、逆に思いがけない発想を引き出すことができる。色彩が苦手な子供も楽しく描けるので、誰もが色彩感覚が養うことができる。

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<小学校 高学年>「一本線で描こう」

●用意するもの
画用紙、新聞紙、水彩絵具一式、鉛筆、消しゴム、スポンジ、ペン(色は自由)、ドライヤー、
霧吹きスプレー

●授業内容
①2色の絵具をそれぞれパレットに出し、多めの水で溶いておく。
②画用紙にスポンジで水を多めに塗る。
③塗った水が乾かない内に①で用意した2色の色を順ににじませる。
 その時に画用紙の白い部分はある程度残すこと。
④画面の絵具が乾いたら画用紙の角からスタートでペンを自由に動かし、一本線で描く。
⑤最初はテーマを決めず余白を残しながら線を引いていく。
⑥8割程度線がうまったところで描いた形が何に見えるか画面の位置を変えながら発想する。
⑦決めたテーマに沿って後半2割を線で埋める。(高学年参考作品)

①②③で1時間
④⑤⑥⑦で2時間

●目的
一本線は細かい作業なので時間がかかる。その単純作業を積み重ねることによって集中力の向上と、完成したときの達成感を自信につなげることができる

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<中学校>「エアーブラシで水滴を描こう」

●用意するもの
画用紙、新聞紙、水彩絵具一式、鉛筆、消しゴム、スポンジ、ドライヤー、霧吹きスプレー
(エアーブラシはこちらで用意します)マスク<エアーブラシ使用時のみ必要>

 

●授業内容
①2色の絵具をそれぞれパレットに出し、多めの水で溶いておく。
②画用紙にスポンジで水を多めに塗る。
③塗った水が乾かない内に①で用意した2色の色を順ににじませる。
 その時に画用紙の白い部分はある程度残すこと。(図C)
④画面の絵具が乾いたら鉛筆で大小さまざまな水滴の下描きをする。
⑤水滴を描くポイントを説明し絵具で描く。(図D,E)
⑥水滴の仕上げにエアーブラシを使用する。(完成)

①②③で1時間
④⑤⑥で2時間

 

●目的
絵画は本物よりも本物らしく表現することができる。誰でも簡単に完成度の高い作品を作ることができる。また、エアーブラシなどプロが使用する技術を体験することで、絵具そのものの可能性を広げることができる。

 

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エアーブラシ用コンプレッサー

エアーブラシのハンドピース

 

<費用>

1クラスあたりエアーブラシで使用する絵具(ガッシュのパーマネントホワイト3本程度)3000円程度を目安。